この事は私の人生に少なからず影響を与えた出来事で、ここに書き残しておきたい。
今から31年前、1978年11月だったと思う。
クリーニングの営業会議を終えて、おなかも空いたし急いで帰宅しようと車を運転していた。
日がとっぷり落ち、雨がシトシト降り、奇妙に暗い夜だった。
ちょうど陣の原のJR踏切にさしかかったとき、「来てくれー!」遠い声で聞こえた。
踏み切りをわたり終えるまで、10秒ほどの間に、ものすごく遠いところからこの世でない叫び声、絶叫が、不思議なことに耳から聞こえるのでなく体、脳に直接、、、語りかけていた。
一瞬、どこに来てくれ思ったが、もう何も聞こえない。
やがて墓であることが自然と分かったのです。
私は信心信仰に疎く 、墓参りなんかもう何十年以上ご無沙汰で、墓の存在すら忘れておったのだ。
帰って、お袋にこの不思議な出来事を話すと
疲れてるから、、そんなこと無いと相手にしなかった。
私があまりにもしつこく言うから
親戚に電話したらしく、数日して「墓石が倒れ、穴があき、雨漏りがしている」と報告があった。
早速、一家で久留米(大堰村)墓に向かったが、頼りにしておる親父が道が分からない。
長い間墓参りは行ってないので、すっかり変わっておるのだ。
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