2008年6月22日日曜日

教科書検定に対するきわめて不可解な政治介入  参戦するか?

水, 10/03/2007 - 12:17 by cocoyo
(10月3日付・読売社説)
来年度から使用される高校日本史教科書において、「日本軍に集団自決を強制された」などとする沖縄戦の記述が、今春の検定で修正された。これについて町村官房長官は、渡海文部科学相に対し、教科書の記述を再修正出来るかどうか、検討するよう指示した。


 沖縄県宜野湾市で開かれた県民集会には11万人が参加し、検定意見撤回を求める決議が採択された。決議は、集団自決が日本軍の「関与」なしには起こりえなかったと強調した。今回の修正は、沖縄戦体験者の数多くの証言を否定し歪曲(わいきょく)するものだとも批判している。


 しかし検定意見は、集団自決への日本軍の「関与」を否定したのではない。


 例えば「日本軍は、県民を壕(ごう)から追い出し、スパイ容疑で殺害し、日本軍のくばった手榴弾(しゅりゅうだん)で集団自害と殺しあいをさせ」となっていたある教科書の記述は、検定の結果、前半部分をほぼそのまま残した上で、「日本軍のくばった手榴弾で集団自害と殺しあいがおこった」と改められた。


 集団自決の際に軍の「強制」があったか否かが、必ずしも明らかではないことが検定意見の付いた理由だった。
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集団自決についていったん沖縄戦の記述が、今春の検定で修正されたものを、10万人デモに恐れをなしたか民間に修正させてそれを認めようとする苦肉の策だ。

私はまだ4・5歳のころ。
英米鬼畜、男は殺して女は暴行、そのような話を聞かされている。
子供なので理解できてなかったかもしれないが恐怖感があったものだ。
武器を持っていない市民を焼夷弾で焼き殺し、挙句の果てに原爆投下、歴史上もっとも残虐な行為である。
沖縄で起こった惨状と苦しみははよくわかる。
なぜ日本の未来を背負う若者にこの悲劇を伝えようとしないのか。
事実を覆い隠そうとするのか。
追い詰められた恐怖の中の集団自決、軍が手りゅう弾を渡す気持ちもわかる。
問題なのは事実を隠蔽する政府の体質、目的は何であろう。
二度と戦争を起こしてはならない、参加してもいけない。
現代の若者に伝えるべき課題である。

世界に平和国家日本の姿勢を強く訴えるべきだと思う。

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